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トラカイトオルソ > 小説 > 夜のピクニック 恩田 陸(著)

夜のピクニック夜のピクニック (新潮文庫)
恩田 陸
新潮社 2006-09

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

読み終えたときの爽快感が半端無い傑作。僕まで歩き終えた気分になる。
もちろん本題はマラソンには無く、そこで繰り広げられる高校生たちの甘酸っぱいドラマ。
しかし甘酸っぱいとはいえ恋愛成分低め。軽い修羅場のようなドラマの連続で非情に濃密。僕の高校生時代3年分より遥かに濃い2日のお話。この二日に比べると僕の高校生活はゴミだね(w
ハレもケもない昨今に、無理やりハレを作り出すイベント「歩行祭」だからこそ発生するドラマ。日常では絶対しない会話ができるテンションが一生の思い出になる。実に羨ましいです。共学前提ですけど(w
これは映画版も是非見たい。

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