トラカイトオルソ > 小説 > 1950年のバックトス 北村 薫(著)

1950年のバックトス1950年のバックトス
北村 薫
新潮社 2007-08

一瞬が永遠なら、永遠もまた一瞬。過ぎて返らぬ思い出も、私の内に生きている。秘めた想いは、今も胸を熱くする。大切に抱えていた想いが、解き放たれるとき――男と女、友と友、親と子、人と人を繋ぐ人生の一瞬。「万華鏡」「百物語」「包丁」「昔町」「洒落小町」「林檎の香」など、謎に満ちた心の軌跡をこまやかに辿る二十三篇。

読めば読むほど、この作者は女だろ、と思ってしまう。それほど優しく、繊細で、暖かい作品たち。
強烈に心に響く作品は無いのだけど、どれも共感できるし、ほんわかとなる。まさに癒し。延々読んでいたいなぁ。
ホラーやミステリーなんかより、こういう暖かい日常の話書かせたら右に出る人居ないね。

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