トラカイトオルソ > 小説 > ひらりひらりと 中山 千夏(著)

ひらりひらりとひらりひらりと
中山 千夏
新潮社 1999-06

無自覚に援助交際を繰り返す女子高生の再生を美しく感動的な筆致で描く表題作の他、同性愛、知的障害など様々な宿運を背負った男女の誠実な人生の断片を洒脱に写す七篇の傑作。

最初の一編「おぼえておくこと」が素晴らしすぎる。
通勤中の電車で読んだのだけど、車内で号泣するところだった。それほどの威力。
正直に言うと、じゃりん子チエの声の人は本も書いてるんだー、という理由でこの本を手に取った。それだけに出会い頭にやられました。無垢さ、純真さってのに弱いです。
その他も佳作ばかりで素晴らしい収穫でした。

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