トラカイトオルソ > 小説 > 家族芝居 佐川 光晴(著)

家族芝居家族芝居
佐川 光晴
文藝春秋 2005-02

笑いあり、涙あり。正月の餅搗きや花見に酔い痴れたり、思いがけない恋愛や、不意に訪れる死という現実も…。元アングラ劇団スターにして三十六のバツイチ男、後藤善男の「八方園」にようこそ。

装丁に引かれ読んでみたが、装丁と内容にギャップを感じる。
特徴は、主人公(?)の後藤善男の毒舌キャラクターのみ。この人の毒舌意外は、後はきわめて普通なお話。
折角特異なキャラが面白いのに、彼のドラマは全然膨らませず、老人ホームの話に終止する。彼が結婚する時でさえ話は膨らまずで、非常にもったいない一冊。
何のためにこのキャラを作ったんだろうか。誰かモデルがいて、その人をモデルに書いてみたが失敗したのだろうか。そんな本でした。

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