トラカイトオルソ > 小説 > あらしのよるに きむら ゆういち(著)

あらしのよるに小説 あらしのよるに
きむら ゆういち
小学館 2005-12

オオカミのガブとヤギのメイがあらしのよるに真っ暗な小屋の中で出会う。2匹は互いがオオカミあるいはヤギとわからぬまま交流を深めるが、それぞれが食うもの食われるものとしての運命の中で思わぬ摩擦が生じていく。

ラスト、2ページと1行のエピローグに泣かされた。あれは卑怯だね。
お話は、ヤギのメイの性別が明らかにされないため、いろんな読み方が出来る。なので、より感情移入できちゃう。僕は恋愛の話として読んだ。なのでロミオ&ジュリエットって感じ。まさに愛の逃避行でした。
序盤のゆるいノリが続くのかと思っていたら、お互いに、会ってはならない相手と会っているということが仲間ばれて、お互いスパイをしないといけない事になる展開から、ハラハラの連続でした。予想外にシリアスなお話にもなるので、大人にも是非読んで欲しい本ですね。
それだけに、劇場版のメイの声優が成宮寛貴で心底残念。絵は超好みなのに、見る気がしない。

Comment

 
セルベッサ   06/17 17:37

さっき読み終えました。
強い愛のお話ですごく大好きになりました。
まだ心の中が熱くてぽーっとしてます。

 
野比汰   06/17 22:12

元は絵本のシリーズらしいので、それも読んでみたいですね。




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