トラカイトオルソ > 小説 > はるがいったら 飛鳥井 千砂(著)

はるがいったらはるがいったら
飛鳥井 千砂
集英社 2005-12

気が付けば他人のファッションチェックまでしている、完璧主義者の姉。何事も、そつなくこなすが熱くなれない「いい子」な弟。二人の間に横たわるのは、介護され何とか生きる老いぼれ犬。どこかが行き過ぎで、何かが足りない姉弟の物語。第18回小説すばる新人賞受賞作。

老犬の介護のリアリティが作品にインパクトを与えているものの、その他の話は普通の域を出てない。さらに犬の話が秀逸なだけに、その他のリアリティの無さが浮き彫りに。
だけど、普通に爽やかで良い話。

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