トラカイトオルソ > 小説 > 春を嫌いになった理由 誉田 哲也(著)

春を嫌いになった理由春を嫌いになった理由(わけ)
誉田 哲也
幻冬舎 2005-01

フリーターの瑞希は、テレビ番組のプロデューサーである叔母から、霊能力者・エステラの通訳を任された。収録日、エステラの霊視通りに行動した番組スタッフは、廃墟ビルから白骨死体を発見する…。

装丁とタイトルから爽やかな話だと思ってたのでギャップに笑った。さすが誉田 哲也。
お話は、霊能力者と失踪者調査番組、不法入国の中国人、TVを見てるもうすぐ父親になる男、3つの軸で進む。
それぞれがどう絡むのかドキドキしてただけに、TVの男のオチの酷さは逆に笑えた。さらに本筋のオチ、タイトルの理由、すべてが微笑ましい作品。とはいえ、不法入国の暗いシーンや、主人公のトラウマの話など、要所要所に暗いシミをつけながら進むのがさすが誉田 哲也。(2回目)
展開はかなりご都合主義的で、漫画的なので、さらっと楽しい作品でした。

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